もうひとりの主役

この日、ノボリと同じくらいサポに愛情ある声援をうけていたのは
 ケンタ
「もっと走れっ!」「守備をしっかりっ」
普段選手たちに怒鳴っていることをサポに指示され
大きなお腹をゆすりながら必死にこなしていました(^^;
それなのにミスパスをしたりすると
場内からはすかさずブーイング。
ケンタは納得いかない、という風に両手を広げてのアピール。
かつてのように右を駆け上がっていったり
エノキや巧からのパスを受けたり
ボヨンボヨンとドリブルしたり。
ウケた。


一旦ベンチに退いたけれど
関取衆のひとり、
磯貝が後半の終わりごろに再びピッチに登場すると
「ケンタも出せっ」とケンタコール。
すっかり寛いでいたケンタは慌ててユニを持ってロッカーに行き
着替えて登場(^^;
最後のひとっ走りといわんばかりに
ゴール前の広いスペースに康平がケンタを走らせる。
あれはきっと康平の密かな復讐にちがいない。


主審が試合終了の笛のタイミングを迷うほど
楽しくていつまでも観ていたい試合だった。
かけがえのない時間を本当にありがとう>ノボリと素敵な仲間たち