強風ニモマケズ

堂島ロール♪

昨日もすごい風でしたねぇ(++)
信号待ちをしているときなんて
なにかにつかまっていないと
不安になるほどの強い風。
そのうえ また寒さが戻ってきて
久しぶりに顔面の突っ張り感をたっぷり味わいました (−−;


さて。
土曜日にお買い物に行ったときのふたり。
「どうする?」と主人。
すかさず時計を見る私。


主人は『堂島ロール買ってく?』と聞き
私は焼きあがり時間を確認したわけで。これぞ阿吽。


ちょうど焼きあがり時間を10分ほど過ぎたところ。
お店の前は長蛇の列。
この位置で買えるンだろか、と思いつつ とりあえず並ぶ。
すぐ後ろに並ばれたご婦人は常連サンのようで
退屈なハズの待ち時間にいろいろと情報収集。
「大丈夫、たぶん買えるから」
と太鼓判を押されて ホ。
だってまだまだ後ろの列が伸びている。
買えないなら店員サンが止めるはず。


安心したら なんだか嬉しくなって
初対面は超苦手の私なのに 後ろのご婦人と話が弾んでしまった。
「娘も好きなの、ここのロールケーキ。
 ふたりでペロリ、よ。」
ふふふ、と笑って どこがどんなに美味しいか、で 熱弁。
待っている間に聞かされた話なので
一層待ちきれなくなる。
どうしよう?1本買うつもりだったけど 2本にしようか、なんて
考え始めてしまう (^^;
主人に相談すると
「いいんじゃない?」と鼻の穴がグっと膨らむ。
1本はどうせあっという間に無くなるンだから
残り1本は食べるサイズに切って冷凍しておこう、と決めた。


しばらくすると 店員サンが何本買いますか、と
待っている人たちに聞いて回り始めた。
私が2本で、と答えるのを聞いた後ろのご婦人が
「え、え?じゃ、私も2本で」とつられてる (^^;
「どうしよう、2本って言っちゃったワ。
 娘に『太らす気?』なんて言われそう」
前の人にそそのかされた、と答えてくださいね。
「いいの、いつも1本だと物足りないンだし」
そう言って また楽しそうに笑った。


お店の中まであと数人。
そんなところで再び店員サンが購入本数を聞きにくる。
私が2本で、と答え 続いてご婦人が私も2本で、と。
すると さらに後ろの若い女性が
「あのぅ、2本に増やしてもいいですか?」と店員サンに。
どうやら私たちの会話をずっと聞かされて
堪えられなくなったクチらしい (^^;
わかるよ、1時間ものあいだ中
この生クリームが絶品で、なんて話を ひとりで聞かされてたンだもの。


並び始めてから1時間を越えたところで
ようやく順番が回ってきて 無事2本購入。
ご婦人に軽く会釈してお店を出た。
娘さんと生クリーム談議をしながらあっという間に食べるンだろうな。
ふふふ。


私たちももちろんいただく。
強風に1時間以上もさらされて買ったロールケーキだもの、
美味しさもまた格別。
この生クリームがくどくなくて
かといって 個性が無いわけじゃなくて
本当にあっと言う間に消えちゃうロールケーキ。


今度は3本にしようか、などと真剣に考え始めたふたりです。