『覚悟』を問う敗戦

W円陣

案の定、分かりやすい格好で
歩いている方はいなくて
(チャリは時折いたけれど)
スタジアムまでは地図握りしめながらドキドキ。
着いたときには もう本当に、ホ (;;)
開場前に必ず現れる、という あちらのサポさんの握手攻撃に
等々力参戦数回目にしてようやく遇った。
(なぜか主人は毎回遇っているのにね)

主人のほうは試合開始数分前の到着。
駅を出たら同じような格好をした人が(Yシャツ&通勤カバン)
ぞろぞろと同じ方向に歩いていっているのでそのまま付いていったらしい。
とりあえずスタジアムでの待ち合わせ成功 (^^;


さて試合。
一所懸命応援したけど。負けちゃいました。

川崎 2−1 清水
     (ヤジ)

「必然的な敗戦」
試合終了後、主人が怒りを込めて そう吐き捨てた。
そうかな?
たしかに後半の後半はアメアラレの攻撃を受け続けて
全く対処できなくて 心身ともに疲弊しているなぁ、とは思ったけれど
前半終了したときには
采配さえ間違わなければ勝ち点は持って帰れる試合になると感じてた。
それが『3』か『1』かは置いておいて。


後半が始まるときにカズキがユニに着替えていて
まず思ったのはヤジのこと。
まさかヤジってばゴールした代わりにまた怪我でもしたのかな、と。
知らなかった、岡ちゃんが喘息だなんて。
確かに岡ちゃんの交代はアクシデントだ。
思いも寄らなかっただろう。
そこでの交代は本当はもう少し後になって、と考えていたハズ。
不運だった。


でも兵働のほうはある意味想定内では?
復帰するまでは本格的に身体を動かすことができなかったのだから
この暑い時期に90分間フルでやれるとは思えない。
やれるところまでやってくれ、そして後は淳吾に。
そう考えての淳吾のベンチ入りだったンじゃないの?
あきらかに様子のおかしくなった兵働の姿を見て
ベンチを見ると誰かが呼ばれてた。
淳吾だ。よし。
そう思った私はまたピッチに視線を戻して
動けなくてひとり少ない状態に近いピッチをハラハラしながら見守った。
早く交代してあげて!てかなんでこんなに時間がかかっているのっ
と押し込まれてアタフタしている状況なのに
なかなか出てこない淳吾を見るためにまたベンチに目を。
そこで初めて気がついた。
ベンチ前で延々と説明を受けていたのはホンタクだった。
淳吾は?ムリなの?
兵働のプレー可能時間が後半20分くらいまでなら想定内でしょ?
残り25分は長い?
そこまでムリをさせられないくらいの淳吾の状態ならば
帯同させずに次節に照準合わせたほうが良かったンじゃない?
そしてベンチには代わりに大前あたり置いていても。
淳吾が長い時間がムリならアウレリオ投入でも良かった場面。
いや、私なら岡ちゃんとの交代で投入したかったくらいだ。
ケンタは何故アウレリオをベンチに入れるの?
起用するためじゃないの?
わからない。


ホンタク自身が悪い、というのではなく
交代後はあきらかにチームのペースが落ちた。
ベンチ前での長すぎる戦術指南に
「そんなにフクザツなことをさせるのか?
 それとも練習でもやったこと無いようなことをさせるのか?」
と かしげる首。
DFが混乱しているなー、と思った矢先の失点。
効果的に攻撃に顔を出していたパウロもボールを触る機会がぐっと減った。
パウロ自身の運動量が落ちたこともあるけど
後ろからのパスが苦し紛れにFWに出すばかりになって、のこと。


こうなったらもう立て直せない。


最後の交代で淳吾が出てきた、ヤジに代わって。
アメアラレの攻撃を相変わらず受けている。
あんなに良くなかった相手が今ではこっちよりも出足が俄然速くなり
いっぱいいっぱいの守備を露呈。
いっぱいいっぱい、どころじゃない。
許容範囲を超えている。
いつ失点してもおかしくない・・・って失点しちゃったよやっぱり。


相当選手たちは疲れてたンだろう。
こちらの最後のCKなんて全然上がってきやしない。
負けてる。相手のFWは1枚しか残してない。
なのになんでそんなに上がってこれないの?
戻る自信がなかったからなんだろうな。


後半の後半を見てたら確かに「必然的な敗戦」だろうね。


嬉しかったことひとつ。
 
ヤジゴール。
勝利に結び付けられなくて残念。
ちょびっと ウルっとした。



中2日でダイラ。
夏が得意なハズのエスパにハードスケジュールが重く圧し掛かる。
試合後に選手の挨拶は
ブーイングよりも拍手や叱咤激励が多かったらしいゴール裏。
(混む前にトイレに立ったので実際には見てない)
サポもそろそろ方向転換したのかも。


強い想いで応援しなくちゃ。
もっともっと強い想いが必要だ。


折れそうな心に何度も言い聞かせながら
すっかり暗くなった駅までの長い道をトボトボ歩いた。