猫と秋風と腰痛と

最後のセミ

ウチのすぐ前のお宅に
綺麗なロシアンブルーがいる。
朝、主人のお見送りをするときに
レースのカーテンがかかった出窓で寛いでいるのを見かけてからは
今朝もいるかなー♪とその姿を探したりしていた。


柔らかそうなグレーの毛並み。
まだ眠そうに目を閉じながら 長いしっぽの先はフンフンと揺らしている。
そういえば最近見かけてないかも、なんて
ヨソ様のニャンコながら心配していたら
また出窓でのんびり寝転んでいる姿を見せてくれるようになって 分かった。
あのお宅では きっと
朝の時間、一番最初に太陽の光が当たるのがあの出窓で
ニャンコはそのことをちゃーんと知っていて
暑いときには遠のいていた足も 秋が深まるにつれ、また戻ってきたンだ。


そっか。秋か。
朝晩はもう風が涼しい。
街路樹のセミの鳴き声もすっかり弱弱しくなった。


今年の夏はカミナリ付きの豪雨の印象しかないや。
春よりも秋よりも 夏が終わるのが
夏が終わったと感じるのが一番寂しく想う。


そうそう。
おかげさまで 主人だいぶ回復いたしました。
あちこちからご心配いただき ありがとうございました m(__)m
コルセット巻いて 部下の車用にエスパのクッション持参して(え?
と、万全の態勢で出勤したこともあって
痛みに苛まれることもなく昨日一日を終えることができたよう。
明日あたりはもうコルセットも必要なくなっているかも。
お見舞いの数々、ホントにありがとうございました。