天の時・地の利・人の和

毘

最初は天童温泉に泊まる予定で組んだ旅程。
『愛の前たて』を見たかったけれど
米沢までちょっとあるなー、と諦めていました。
ところが日程発表で試合は夜だと判明したため 天童温泉のお宿をキャンセルし
山形のホテルを急遽押さえ 諦めていた、山形駅発の
直江兼続ゆかりの地を回ってくれるバスツアーへ申し込むことに。
というわけで今回はそのお話。


新幹線&お宿がセットになったツアーと
山形駅発着のバスツアーを組み合わせた今回の旅は
ほぼ、お食事つきでかなりお得でした♪


まずはチェックインしたホテルでクーポン券をいただいて
フロントのおじ様オススメのお蕎麦屋サンへ。



『三津屋』さん。


 主人は好物の にしんそば。


 私は 天ざる。


私はあまり歯ごたえがありすぎるのは苦手。
ここのお蕎麦はちょうど良くてかなり好み。
美味しかったです (^^)


さて。
二日目の朝は早起きしてバスツアーに参加。
あちこちの駅に寄りながら 25名もの老若男女が集合してのツアー。


まずは伝国の杜米沢市上杉博物館で開催されている『天地人博』へ。



本物のほうの『愛の前たて』は撮影禁止でしたので
大河の撮影用をup。



大河で使われている小物が最初のブースで展示されていて
そのあとは兼続と同年代の文化財スペースなんかもあって
丹念に見させてもらいました。


そのあとは現地のガイドさんの案内で上杉神社へ。
その途中で



伊達政宗の生誕の地。
ふぅん、生まれは米沢だったんだー。



上杉神社でお参りしたあとに稽照殿で 本物の『愛の前たて』に対面。
松岬神社で『伝国』の由来を聴いたあとは 總宮神社へ。



兼続が納めた刀剣の鞘の美しさに溜息。



実はこの日は御祭りで ここは獅子舞で有名なところらしく
ガイドさんがしきりに「観ていってもらえなくて残念ですぅ」と。



このしめ縄の張られた杉は兼続手植えの『直江杉』。
もう数本しか残っていないそうです。


最上川



配られたおむすびと米沢牛コロッケを頬張りながら
御盾稲荷神社へ。



兼続が戦の前に戦勝祈願した、とか。
このお稲荷さんのうしろにお城があって
まるで盾のようにお城を守っているので御盾稲荷、と
呼ばれるようになったそうな。



さあ、いよいよ この日のお楽しみの場所へ。
実は大河では ちょうどのタイミングでここ、だったンですよねぇ。


長谷堂城址。


関が原の戦いと同じころ
ここでも『もうひとつの関が原』の戦いが行われていました。


上杉VS最上。


兼続が見たのと同じ景色を見るために延々と山道を登らされまして (−−;
前日の勝ちロコの疲労がまだ残っている足に
この仕打ちはなかなか堪えました。



長谷堂城址から眺める霞城址



ここでは たまこんにゃくと葡萄ジュースが振舞われたのですが
その前に和菓子の試食やら御手洗団子のお土産やらで
お腹は一杯でして (−−;



最後は最上義光歴史観へ。
ガイドさんが「屏風とか兜とか米沢に貸し出してあって」と
申し訳無さそうに言っておられましたが
大丈夫、その米沢でちゃんと観てきましたから (^^)


この旅の一番の心配事だったバスから新幹線への乗り換えの時間も
無事クリア。
ツアーに付いていた駅弁の引換券で『牛肉どまんなか』をゲト。
最後まで満腹な旅でした。
結局スタグルメ以外はお食事は全部ただ (^^)v



今度はちゃんと温泉も入って最上川下りもして葡萄狩りもして、と
今から次が楽しみな山形。
またこの季節がいいなぁ、と 妄想しております (^^)♪