受難の日

昨日は年に一度の愛猫のワクチン接種の日。
動物病院までポツポツ歩いて行ってきましたよ (−−;



キャリーバッグを出してくると一応逃げようと試みるのですが
無駄だと分かっているのか、意外とあっさり捕まってくれますw
ところが大人しく入るのは入るけれど
黙っちゃーいませんよ (−−;


「誰かー!助けてーー!
 猫さらいぃぃぃーーーっ!!」


道すがら、もうずっと叫び倒します。
恥ずかしいったらないです。
道行く人の視線の痛いこと痛いこと。


が、騒ぐのは病院の前まで。
到着して扉を開けた瞬間に今度は気配を消して
文字通り『借りてきた猫状態』に。


動物病院の待合室には
それぞれ自慢のワンコやニャンコを連れた飼い主さんがいて
私がキャリーバッグを抱えて腰かけると
興味津々に様子をうかがってくるのですが
肝心の愛猫が うともすんとも言わないので
しびれをきらして聞いてきます。
「ニャンコちゃんですか?」
それを合図にその飼い主さんのワンコも首を伸ばして
キャリーバッグの匂いをくんくん。
中でさらに縮み上がってる愛猫の雰囲気が
手に取るように伝わってきますw
「はい、もうコワガリでw」
「ウチの子はこれでも6ヶ月なので
 よく分かってないみたい^^;」
「ウチの子はもうお婆ちゃんワンコなの、こんなに震えちゃってw」
と 待合室はちょっとした交流会。


5年ぶりにやってきた動物病院は
ずっとお世話になってた女医さんがまだ居てくださって、ホ。
愛猫も診察台のうえでも
ちょっとリラックスできてたみたい。


「もう13歳なんですねぇ。
 そろそろ健康診断もきちんと受けられたほうが安心ですよ」
と帰り際におっしゃってくださった。
そうだなぁ、そうしようかなぁ。


診察台に乗せられてた愛猫に添えてた手をどけると
一目散にキャリーバッグのなかへ自ら入っていく姿に
女医さんも苦笑 (−−;恥ずかしいなぁ、もう。


帰り道、縮み上がってるのではなく
ワクワク家に帰るのを楽しみにしてる愛猫に
「蘭、今度健康診断受けてみようか?」
と話しかけたら聞こえないフリしてるし。


もうちょっとしたら やっぱり受けてみよう。
うん。


家に着いた途端に 早くキャリーから出せだの水飲ませろだの
がんばってのだから、うーんと丁寧に撫でろだの
忙しい愛猫を見ながら そっと心のなかで。


とりあえず 年に一度の通院、無事終了。
ヤレヤレです。