飛び立つ背に

昨日はトライアウトが行われ
エスパルスからは三吉が参加していたようですね。
また、参加者のなかには懐かしい名前もあったりして
少し寂しい季節になりました。


そんななか エスパルスから
さらに寂しくさせるニュースが。

タカ、契約非更新

そか。
そっか・・・。


今年の私のレプリカユニの背番号はタカ。


実は一昨年 タカへの獲得に動いてる、という報道を
目にした瞬間の私の第一印象は
どちらかといえば否定的なものだった。
いろいろなチームを渡り歩いていても
やっぱりサックスブルーのタカのイメージが強すぎて
拒否反応のほうが先にきてたのかな。


そんな私のくだらないコダワリを
タカは雄弁なプレーで軽々と一掃した。


ひたむきで貪欲で献身的で強い。


すっかりベテランと呼ばれるようになっていたにもかかわらず
泥臭いプレーを厭わず
地元の、口やかましいサポの前で
労力を惜しまずに走り回っていた。


決定的だったのは昨シーズンの大宮戦。
あのゴールシーンには泣けた。
あのときの姿に心を打たれて
「来季の記念ユニの背番号はタカにする!」
と決めたようなもの。
そして、それは間違った選択ではなかったと
胸を張って言える。


今年はなかなか出場機会に恵まれなかったけれど
まだやれる。


本当は『最後は清水で』を実践してほしかったけれど
今のご時世、そうも言ってられないのは分かってる。


タカ。
エスパルスに入団してくれてありがとう。
あなたを応援できたことを誇りに想う。
まだやれる。知ってるよ。
今度は少し遠くから あなたのプレーを楽しませてもらうことにする。
短い時間だったけれど
同じ夢を追いかけることができて嬉しかった。
ありがとう、タカ。
本当にありがとう。