いつかまた

コンコース裏でも観客席でも
オレンジと藤色がほどよく混ざり合っていて
この日の対戦カードが特別なことが
ほんのり伝わってくる。
私にとっては『ダービー』というよりも『兄弟対決』。
どこか、血が繋がっているような感覚。
サポのなかには兼任のかたもいらっしゃるのでは、と思う。


東サイドの1F前には こんな横断幕が。



『トシさんイチくんは静岡の誇りです』。


そう。
この日 ダイラにはトシくんやイチ、石田、
それからユースっこだった藤牧くんがやって来てた。



監督を兼任してるトシくんは選手登録して
この試合に出場してた。



相変わらず、利いてる。



トシくんの隣には藤牧くん。
残念ながらユースっこ時代のプレーを観たことなくて。
試合後のコメ読んで ほろりとしちゃった (;ω;)


さて。
後半36分。


この試合で一番沸いたシーン。



イチ、投入。



入ってくるなり 右サイドを駆けあがり



レーザービームのようなクロス。



懐かしい。


手術後のリハビリの姿などをTVで観たりしてたので
ピッチに戻ってこれたことをホントに嬉しく想う。
しかも、それがダイラだったなんて (;;)


お帰り、イチ。



その数分後、トシくんはベンチに下がり
監督の顔に戻っていった。


試合後に見せた表情。



ゲンキは元チームメイトと旧交を温めてた。



ダイラの2階席からは
『藤枝コール』と『トシくんのチャント』、『イチのチャント』、
『石田コール』、『藤牧コール』。



天皇杯ならではの光景に さらに懐かしさが加わった試合。
いつかまた。
いつかまた一緒に同じ夢を。
そんな想いを深める景色だった。