決めきれない結果

後半開始!

暑くて暑くて暑くて。
時折そよと吹く風がありがたくて
陽射しにうんざりしながらの開場待ち。
試合が始まるころには過ごしやすくなっていました。

清水 0−1 神戸

うーん。
ツいてない。
いやそもそも問題は『ツキ』か?だし。
でも確かにツイてないのはツイてないと感じる、今季のエスパ。
負ける試合じゃなかった。


試合中は結構興奮した。
開始5分くらいはあっという間ではなく
「あれ?まだ5分しか経ってない?」と
むしろ長く感じるほどずっと攻撃をしていたし
たぶん15分くらいまでは完璧にペースを握っていた。
悪くない。
スタジアムの雰囲気も良くて いい時間を作っていたと思う。
向こうのエースを押さえ込んでいたし
(アオのちょっとしたカラ回りやボケっとしたのが気になったけれど)
失点の心配をほとんどせず
あとはボールが枠の中に入るのを待つだけ、な感じで観ていた。
それがそのうち
攻撃はしているけれど点のニオイがしなくなってきた。


誰か決めて。
・・・って、『誰か』?
うーん。


『俺が決めてやるから俺にボールを寄こせ』な『誰か』はおらぬのか?


カズキの投入はまだなのかな、と 残り10分くらいを切ってから
ウォーミングアップしているハズのベンチ組を見て驚いた。
だってもう引き揚げていたから。
え?
まだ交代枠1枚残っているよね?
今日は勝ち点1、を狙う試合だっけ?
(このときはまだスコアレスドローだった)


その後、カズキが投入されたのは残り5分のところ。
数分後には失点し ロスタイム4分も実らず。


怒涛の『ゴールコール』のなかで繰り返された後半のFK&CK。

築かれた白い壁から次々と飛び出すオレンジのユニ。
あとは誰かのどこかに触れさえすれば。
・・・と、ここでも『誰か』。


スタメンメールを見たときからご機嫌が斜めだった主人は
試合後はチョー不機嫌に。
前節の経過と結果をまだ消化しきれていないうえに この敗戦で
怒りに満ちたため息を繰り返してた。


 ゴール裏ではブーイングだった試合後の挨拶も
バクスタではわりと大きな拍手で迎えられた。
たぶん内容はそれほど悪くなかった、ということなのだろう。
私も拍手。
ただ拍手した後 座り込んで大きなため息もついた。
今回みたいな試合を開幕当初に観たかった。
そのあとで躓いたり転んだりしても
いい方向へ向かうハズのチームをじっくり見守れる。
でも もうそろそろ
これからまだ紆余曲折が続くのかと思うと
躓くたびに下が気になり
転ぶたびに必要以上に恐怖に怯えることになってくる。
それが辛い。


土台がフワフワしていて なかなか積み上げることのできない積み木。
一瞬高くまで積み上げてもそれは常に崩壊の危険を孕んでいる。
そのまま積むの?
フワフワの土台を変える?
私は ただ高く積んだ積み木が見たいワケじゃないのよ?


川崎戦、行きます。