勝利がもたらすモノ

esuparieze2011-02-21

結果は二の次。
今回は生で観戦する、久しぶりのエスパルスが楽しみなだけ。
開幕まで2週間という時期にどこまで仕上がっているのか、を
ただ自分の目で確認できればいい。
結果なんて二の次。
そう思いながら向かった愛鷹だったけれど
勝ってみて、分かった。
私、『勝利』に飢えてました。勝ちたかったンだな、って。
勝つことで芽生える自信がある。
勝つことでしか払しょくできない不安がある。
選手たちのコメントにも 今、サポが抱えてるものと同じニオイを感じました。
勝って良かったな。しみじみ。

清水 2−1 横浜
 (コースケ、ゲンキ)

陽が陰ってからの愛鷹は ひんやりとした、山独特の空気に満たされていて
いろいろ着込んでいったけれど冷えました。



この日のエスパルスは本当に新生で新鮮。



背番号が大きく入れ替わっているので この試合の前に行われたサテでも
名鑑と見比べながら、の忙しい観戦 (^^;



岩下とエダのボランチ
右SBには村松。1トップには高原。


いきなりのチャンスでボスナー先制弾!うっひゃー(≧w≦)
と、思ったら。残念、オフサイド
でもこれで一気に気持ちがほぐれてわくわく感が加速して
本格的に楽しくなってきたところで・・・


コースケの強烈ミドル炸裂っっ!



すげー!!
て。
あ、あれ?写真・・・もうボールがゴールに入っちゃってるンですけど?
「だってまさかあんなとこから打つと思わなかったから
 シャッター押せなかったんだよ(;;)」 by 主人
こっちもまだプレシーズンだったようです (^^;



この日のコースケは凄かった。
いや、去年からのコースケの成長ぶり安定ぶり勢いは
頼もしい以外ナニモノでもない。
何度も仕掛け何度も攻撃に顔を出し
FKを蹴ったシーンでは あわやあちらのオウンゴールを誘うキックを魅せ
決勝点ではアシストまで。
この試合のMVPは、もうコースケに。


岩下のボランチは もっとやれてないかと思っていたので
ワタシ的には全然OK。
『いいところ』を見て出せてるし効いてたシーンも観られたし
課題は山積みだけれど全然OK。うん、良かったよ。
村松の右SBもイキがあって観ていて楽しかった。
長い距離を走って上げるクロスも悪くない。
足も速いし上手いし。
SB特有の守備をもう少し経験積んでいけば化けるかも。
その可能性を大きく秘めてると思えた。



さて後半開始。
あ、書き忘れたけど 前半のうちに同点に追いつかれてました。


その後半22分、一枚目の交代は『永井』。
準備してるのが分かったので あぁ、高原代えるのね。と思ってた。
・・・ら。
交代の相手はなんと『ボスナー』だった (@@;
え?え?どこがどうなってどうなるの?
と、しばらく選手がどの位置にいるのかを把握するのに必死。
エダのワンボラ。
ひぇーそりゃエダ、キツそうだなぁと思ったら
案の定押し込まれる時間帯が長くなる。


でも。
この試合のMIP、ゲンキとショウが魅せてくれた。
ゴールラインぎりぎりのところでショウが粘って 後ろにいるコースケへ。
コースケから鋭いクロスに頭で合わせたのはゲンキ!



この直前にも決定的シーンがあって それを外していたゲンキ。
今度はキッチリ決めました (^^)



ショウもゲンキもなんとなくイキイキしてる。
監督が代わって要求されることも変わると こんなに変わるのかな、と。
今シーズンにふたりにワクワクしたい。


ショウに代えて岡根投入でエダの負担軽減。
最後は真希を小野と交代させて投入。
小野が巻いていたキャプテンマークは高原へ。



高原は意外とやってくれると思う。
前半から守備を結構献身的にしていて
そのうえ小野やゲンキから鬼パスが出ても一所懸命走って
これじゃ多分90分は持たないだろうけどまぁ想定内だし、なんて思ってた。
でも。
最後の最後まで走ってたよ、昨日。
顔を出さなくちゃいけないシーンにもちゃんといた。
正直驚いた。
時計確認しちゃったもん。
え、ここまで持つんだ・・・って。
あ、もちろんまだあれが完全だとは思ってない。
思ってないこそ、お♪意外とやってくれるんじゃ?と。


こちらは
私たちを優雅な船旅にイザナウ船長。



てか。ハーフタイムの監督コメ見た?
惚れるね。フツーに。



てか、てか。ゴトビさんの写真多くね? > 旦那さま
すでに惚れたか。



選手たちの嬉しそうな表情が印象的だった。
あれだけ選手が入れ替わって新しく監督がやってきて。
全員が横並びになるのでチャンス!と口では言いつつ
不安は拭えなかっただろう。
勝利がなによりもの良薬。
選手にとってもサポにとっても。


今年もまた応援する。していける。
そんな気構えとか拠りどころをたくさんもらって帰ってきた。


まだまだ未完成な新生エスパ。
可能性は無限大。
今季の開幕が待ち遠しく仕方がない。
そう思わせてもらえた試合でした。