キヲク

あれから2年。


今日はあのときの映像と今現在の風景を
これでもかこれでもか、と 見せられていて
少し・・・オモクルシイ。


当時住んでたところでは震度5弱。


あの日、次から次へと起こるさまざまなことに
慣れない地でTVやPCから情報を得ながら
必死にできることをした。
そんななか、思いがけず
早めに帰宅してきてくれた主人の顔見て
玄関先で号泣したっけ。


そのあとは 朝夕構わず鳴り続ける地震速報の警告音と
休むことを知らない余震と
スーパーマーケットの空っぽの棚。
当たり前のように使ってたモノが
本当はちっとも当たり前ではなかったことを
改めて実感してた。


あれから2年。


私のなかでは まだそれは生々しい記憶で
とても消化できていなくて
震源地から遠く離れた場所にいた私がこうなのだから
今も避難生活を続けていらっしゃる方々を想うと
心が破裂しそうになる。


時の流れは速すぎたり薬になったり支えになったり。


寄り掛かったり寄り添ったりして
昨日よりは少しだけ、
前に進んでいけたらいいと思う。