えすぱリーゼ アウォーズ’16

早いものですねぇ、もう大晦日ですって!
皆様、お正月の準備はできましたでしょうか?w
私は昨日、真田丸の一挙再放送をうっかりじっくり観ちゃって
今日が勝負のイチニチになりそうですキリ


涙なみだ泪のシーズンが終わって・・・まだ思い出しては泣いてますけど、ナニカ?w
こんなに苦しくてキツいカテゴリーでの闘いが
一年で終えることができて 今は心からホッとしています。
プレーオフになんて進んでたら、と考えるだけで ゾッとします・・・ (@ω@;
いやもう本当に、ゾゾゾ。


去年は選ぶ気力が湧かなかった『えすぱリーゼ アウォーズ』。
今回は もうどれにしよう誰にしようと
シーズンが終わる前から わくわくウキウキしておりました。
名シーンが数えきれないほどあった、濃いシーズンでしたものねぇ。
こんなにたくさんのわくわくから選ぶのなんて久しぶり♪
皆さんもきっとそれぞれのわくわくがあるんだろうなぁ (^^)


今季の私の生観戦は 34試合。
戦績は 19勝7敗8分。
生涯戦績は 262勝175敗100分となりました。
今年はワタシ的始動が遅かったんですが
終わってみたら結局いつもと同じくらいの観戦数になっていて、ちょっと意外デシタ←
終戦の徳島にも行く予定はなかったハズなのにw
ま、あくまでも予定は未定なんですねw


さて。
そのなかから 独断と偏見で勝手にいろいろ選んじゃいます!
では『第12回 えすぱリーゼ アウォーズ』開催 (*@∀@*)

ベストゴール

 大前元紀(第31節 山形戦)


たくさん候補はあったし 実際にすんごく迷ったりしたんだけど・・・
やっぱり、私が選ぶならゲンキの復活弾しかない。



3ヶ月もの長期離脱からベンチ入りしていたゲンキが呼ばれて
サイドラインに立っている姿を観ただけでも泣きそうだったのに
いきなり復活弾を決めてしまうあたり、役者が違うよね。
号泣させられたよ。
長かったけど、良かった (;;)
本当に帰ってきてくれてよかった (;;)



この大怪我は本人にとって きっと想像以上に長くキツイものだったハズ。
チームがまだまとまりに欠けていた時期に長期の離脱をせざるを得ないというのは
サポにとっても不安だった。
でも、エースの離脱によって 逆に若手が発奮し自覚を持ちチームがひとつに。
まさしく、怪我の功名。
ゲンキがいない間の3ヶ月にチームは思いがけず、緩やかに成長を遂げた。
一段階上がったチームに満を持してエース復活。
その復帰戦でいきなりゴール。
あの頼もしいFKを思い出すたび、目頭が熱くなる。


生観戦していないなかから選ぶなら シラのC大阪戦の決勝弾。
9連勝はあそこから始まった。
自動昇格枠への追い上げの狼煙はまっすぐ高々とシラによって揚げられましたよね。

ベストゲーム

 第25節 千葉戦(4−3)


今季のエスパの逆転劇は4回。
そのうちの2回を生観戦しましたが、やっぱり痺れますよねぇ逆転勝ち。
しかもひとり少ない、という数的不利を覆しての逆転勝ちだなんて
勝利の瞬間のアドレナリンの出方っていったらあなたそりゃもう!



あの試合、なによりも印象的だったのは選手たちの諦めない姿勢。
ひとり少なくなってから逆転されたのに そこから追いついて逆転して魅せた。
3点めを獲ったあと、喜ぶ時間を惜しんでセンターサークルに向かっていく選手たちの背中の頼もしさ。
熱い試合デシタ。
そのときは観客席に詰め掛けていたサポたちも
悲壮感みたいなものはなくて むしろ全然諦めていなくて
あの雰囲気は今思い出してもぞわぞわと鳥肌が立つ。
ピッチの選手たちと一緒に戦ってる、という感覚だったなぁ。
私の選ぶ、今季のベストゲームです。

MVP

 鄭大世


終戦の試合終了の笛とともに倒れこみ立ち上がれないテセ。
すべての糸が ようやく緩んで、解放された瞬間だったんだろう。


人目も憚らずに流され続けた、テセの涙。
あの涙に籠められた、たくさんの想いと意味を想像して 感謝でいっぱいになる。



テセすげぇ!ってなると同時に テセ、ありがとうと心から想う。
テセ、ありがとう。




去年、降格した当初は何もしないまま降格してしまったことにやるせなさと虚しさだけが募って
新シーズンに向けて 気持ちの持っていきようが難しかった。
そんなこんなでも待ち望んだ開幕戦では(覚悟はしていたつもりだったけれども)
これほど厳しくて難しいカテゴリーで一年を闘うのか、と現実を突きつけられ
一年でのJ1復帰、だなんて 簡単に言葉にしちゃいけないんだとゾッとした。


キャンプ中 テセ・角さん・エダのベテラン勢が怪我で出遅れたのも痛かったけど
開幕後にチームの中枢になっていた西部としょーま、デュークが怪我で6ヶ月以上離脱、
5月にはタクが、追い打ちをかけるように6月にはエース・ゲンキが3ヶ月の大怪我を負い
7月にはわんこと川口(それぞれ2ヶ月)、9月にはミツ(2ヶ月)とはせゆう(5週間)が。
いやもうこうやって書き出してみても改めて過酷だったと思う。
右SBなんて開幕から数えていったい何人が入れ替わり立ち代わり務めたか。


カミサマはイジワルだ。


何度も何度もそう言って唇を嚙み締めた。
でもそのたびに代わりに出た選手が代役以上の仕事をしてくれて
むしろカミサマがイジワルのように与えた試練がチームを一皮も二皮もむけさせた。
いける!
あんなに遠かった首位の背中が チラッと見えてきた!
いける!
そんな手ごたえを感じて迎えたアウェイ松本戦での敗戦。
大きく膨らんだ期待が見る見る萎んで 掲げた目標も下方修正しなくちゃならなくて
でもでもゼッタイ諦めたくなくて。
ギリギリの精神状態で見守っていたアウェイC大阪戦のシラのゴールが決まった瞬間の雄叫び。
そこから始まった、奇跡の9連勝。
最終徳島戦で試合終了の笛とともに泣き崩れたっけ。
戻れるんだ、J1に。
安堵の涙は感動や喜びの涙よりも熱くて静かなことを知った。
濃かったなぁ。
濃い一年だった。
試合の前夜に観戦グッズの支度を整えながら
「明日の先発はどんなかなぁ?試合はどんなかなぁ?」とわくわくすることも
久しぶりに思い出せてもらったシーズンだった。


来季も厳しいシーズンが待っている。
でも必要以上に悲観はしていないし卑下もしない。
こんなに厳しいカテゴリーで一年間鍛えられた選手たちがヤワなハズないもの。


今は本当に来季が待ち遠しくて楽しみです。
そういえる自分にも喜びを感じてる。



今年も一年ありがとうございました。
苦しい時も悲しい時も楽しい時も嬉しい時も 皆さんと共に味わえたことに感謝しております。
来年もたくさんの笑顔とともに送れたらいいなぁと期待をたっぷり籠めて
どうかまたこの拙いブログをよろしくお願いいたします。


では、良いお年を。